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アストロズにサイン盗み疑惑 17年WSでダルビッシュも犠牲か 現役投手らが告発 (1/2ページ)

 アストロズが、2017年に電子機器で相手捕手のサインを盗んでいたと、スポーツ専門サイト「アスレチック」(12日付)で報じられた問題。この年にアストロズはワールドシリーズ(WS)を制覇。当時ドジャースのダルビッシュ有投手(33)=現カブス=は、2度の背信投球でファンから戦犯扱いを受けた。疑惑が真実なら、少なくとも敵地で先発した第3戦は情状酌量の余地がありそうだ。

 当時アストロズに所属していたマイク・ファイアーズ投手(現アスレチックス)が12日付の同サイトに明かしたもので、中堅後方の外野に設置されたカメラで捕手のサインを盗み、これをダッグアウト裏にいた球団職員が選手にリレー。ゴミ箱を叩いて打者に速球か変化球かを知らせていたという。

 MLBではサイン盗み自体は一種の暗黙の了解だが、ハイテク機器を使った場合は違反。同投手は「球界はもう少しクリーンになってほしくて証言した。何も悪くないのに職を失う人が出るのは見るに忍びない」と告発の動機を説明。ほかに3選手も同様の証言を同サイトにした。

 2017年、ダルビッシュはアストロズとのワールドシリーズ第3、7戦に先発。ともに2回途中、自責点4で敗戦投手となった。第3戦はアストロズの本拠地ミニッツメイドパークで行われた。シリーズ後、「アストロズのコーラ・ベンチコーチ(現レッドソックス監督)が投球の癖を見破り攻略した」とする報道もあった。

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