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【江尻良文の快説・怪説】「正力賞」ソフトバンク・工藤監督“連続受賞”に王会長が改革案提示!? 来年以降のサプライズか (1/2ページ)

 13日、都内のホテルで行われた正力松太郎賞選考委員会で、3年連続日本一のソフトバンク・工藤公康監督(56)が選出された。波乱なしの順当な結果に終わったが、来年からのサプライズ改正案が飛び出した。

 現状の正力賞は「毎年のプロ野球界で最も貢献のあった競技者(監督、コーチ、選手、審判)に対して授与される」という表彰者の規定になっている。それを個人に限定せず「組織」にまで拡大することを、ソフトバンク・王貞治球団会長(79)が座長を務める選考委が、主催者の読売新聞社、日本テレビ放送網、日本野球機構(NPB)に提案したのだ。

 というのも、「ソフトバンクがポストシーズンで発揮した圧倒的な強さは、組織力のすごさにある」という声が出たからだ。育成選手からエース千賀と甲斐キャノンのバッテリーに続き、今年は“神の足”を侍ジャパンでも披露した周東という新星が誕生。クライマックスシリーズ・ファイナルステージ、日本シリーズとも無敗で制した。

 それだけに、個人に限定せず「球団や編成部門などの組織も新たな対象にすべき」との声が強かったというのだ。「今年はその代表として工藤監督が選ばれた」と言い切る選考委員もいた。

 工藤監督は今回、オリックス・イチロー以来の2年連続、王会長に並ぶ最多タイ4回目の受賞。うがった見方をすれば、今季球団史上初の3年連続日本一を達成した常勝ホークスが、来季以降も勝ち続ければどうなるか。工藤監督がこれから何度も、正力賞に選ばれる可能性が出てきてしまう。

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