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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】FW南野拓実、ゴール前の巧みなポジショニング カズ超え4戦連発!無傷4連勝の原動力

 サッカー日本代表が今年最後のW杯アジア2次予選、キルギス戦(14日)に2-0で勝利。これで2次予選4戦全勝、それも全て完封勝ちです。森保一監督(51)は2次予選8試合を「全勝する」と宣言して臨んでいますが、この試合もあわてず騒がず、きちんと勝ちきりました。

 森保監督が貫きたいサッカーを、しっかり選手たちがやっている。いい傾向です。次回W杯(2022年カタール大会)でベスト8以上を目指す日本が、2次予選でモタモタしているわけにはいきませんからね。

 前半41分には、FW南野拓実(24)=ザルツブルク=のPKで先制。これでカズ(三浦知良=横浜FC)を抜き、日本代表最長記録のW杯予選4戦連続ゴールを達成しました。国際Aマッチでは5試合連続ゴールで、木村和司の6試合に次ぐ、歴代2位タイとなった。

 南野って、とにかくゴールを奪える場所にいるんですよね。ポジショニングが抜群。この試合でも何回か、えっ、ここにもちゃんと顔を出してくるんだ、と驚かされました。南野の技術力が、無傷の4連勝の原動力となったのは間違いないです。これまでの日本代表のストライカーと比較しても、ポジショニングはトップクラス。2次予選では今後もゴールを量産すると思います。

 キルギスははた目で見るよりも厄介な相手でした。しかも敵地でナイター照明が暗く、ピッチはでこぼこ。詰めかけた観衆は寒さもあったのでしょうが、ダウンコートを着て黒ずくめ。私も昔、アウェーの代表戦で何度も経験しましたが、なかなか異様な雰囲気ですよ。それでもしっかり勝ちきった森保ジャパン。着実に力をつけていると思います。(元J1横浜監督・水沼貴史)