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織田信成氏“モラハラ提訴”のウラに…「関大スケート3派閥」のあつれきか (1/2ページ)

 男子フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪代表、織田信成氏(32)が18日、監督を務めていた関西大アイススケート部で、同部の浜田美栄コーチ(60)からモラルハラスメントを受けたとして1100万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴した。

 「フィギュア界の悪弊に一石を投じたい」

 会見に先立ってコメントを発表した織田氏。午後2時から大阪市内で行われた会見には、20台以上のテレビカメラと100人以上の報道陣が詰めかけ、生中継する局もあった。

 織田氏は17年4月、母校である関大の監督に就任したが、練習時間などをめぐって浜田コーチと対立。「あんたの考えは間違っている」と激高され、その後約1カ月無視されたなどと訴えている。今年3月には40度近い発熱がおさまらず、「自分で救急車を呼んで」入院。体調は回復したが、「今でもリンクに行くとめまいがすることがある」という。

 浜田コーチは日本フィギュア界に大きな影響力を持つ名伯楽で、昨季の四大陸選手権とグランプリファイナルを制した紀平梨花(17)、18年平昌冬季五輪4位の宮原知子(21)らを指導。海外の実力選手からもオファーを受けて指導に携わっている。

 織田氏は「(自分が監督という立場ながら)30歳近く年が離れている浜田コーチにはモノをいえる環境でなかった。この数カ月、理由もなく敵意をずっと向けられ続け、恐怖を感じていました」と何度も涙ぐんだ。

 7月には関大側に「モラハラを調査してほしい」と要請したが、「この件を公にするなら、(織田氏と浜田コーチの)両方に辞めてもらう」といわれたという。「もはやあきらめに近い感情になって」9月9日に監督を辞任した。関大は「提訴の内容については承知しておりませんので、コメントは差し控えます」としている。

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