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【田代学 ダッグアウトの裏側】ナ・リーグ新人王 アロンソの「満票選出」を阻んだ“勇気ある1票” (1/2ページ)

 米スポーツサイト『ジ・アスレチック』のジャイアンツ担当、アンドリュー・バガーリー記者(44)が来日。14日に浅草の老舗「今半」で、すき焼きを食べながら旧交を温めた。

 初めて会ったのは2002年。当時はロサンゼルスの地元紙でドジャースを担当しており、野茂英雄や石井一久を一緒に取材した。ビールで乾杯直後、自ら切り出したのはナ・リーグ新人王の投票結果だった。

 「メッツのファンからバッシングされているけど、間違った投票だったとは考えていない。ガクは、どう思う?」

 新人王は、全米野球記者協会(BBWAA)会員から選抜された30人が投票。今季は新人ながら両リーグ最多の53本塁打を放ったメッツのピーター・アロンソ内野手(24)が1位票を29人から集めて受賞した。バガーリー記者だけが2位票を投じ、名誉とされる満票選出を阻む形になってしまった。

 同記者の1位はブレーブスの右腕、マイク・ソロカ投手(22)だった。今季は29試合に先発して13勝4敗。防御率2・68は堂々のリーグ3位で、地区連覇に大きく貢献した。

 「近年は打高投低の傾向が強まり、本塁打が増えている中で、ソロカの被本塁打率はリーグ最少の0・7本。リーグ平均1・4本の半分だったことを高く評価した」

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