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神宮王者・中京大中京高に逸材2年生! 中山礼都、名門のDNAが開花

 明治神宮大会高校の部・決勝(20日=神宮)で、中京大中京高(東海・愛知)が高崎健康福祉大高崎高(関東・群馬)に4-3で逆転勝ち。名門の初優勝の立役者は、名前は「らいと」ながら花形の遊撃を守る中山礼都内野手(2年)だ。

 チームは1-2と逆転された直後の3回に相手のミスで同点とし、なお中山が2死二塁で右中間を深々と破る勝ち越し三塁打。まだあどけなさの残る2年生は「積極的に攻めていけたし、勝負強さをアピールできた」とうなずいた。

 打っては4打数2安打1打点の活躍。守っては7回に高いバウンドの難しいゴロを立て続けに2つさばき、相手の青柳博文監督を「あそこで守れるところに力の差を感じました」とうならせた。

 特に2つ目は、二塁ベース近くでイレギュラー気味に高く跳ねる高難度の打球だったが、難なく処理する姿に球場全体がどよめいた。「めちゃくちゃ気持ちよかったです」と中山はしてやったりの表情。「肩の強さと打撃には一番自信がありますが、きょうは捕球の面でもよかったと思います」と胸を張った。

 祖父と父も中京大中京出身。自身も2009年夏の甲子園優勝を見た8歳から、「進路はずっと一本で決めていた」という生粋の中京っ子だ。

 毎日午前4時半に起床し、5時半にはグラウンドへ。平日は壁当てを1時間、土日は学生コーチのノックを「浴びるほど」受けているという。

 中学時代から東海ボーイズで知られた存在だったが、まずは秋のタイトルを獲得。期待の逸材が順調すぎる成長を遂げている。(片岡将)

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