記事詳細

白鵬43度目Vに「50回いく」の声 解説・北の富士さんが太鼓判 大相撲九州場所

 ■大相撲九州場所 千秋楽=24日、福岡国際センター

 横綱白鵬(34)は左で張って左上手、右も下手を引き、これ以上ない体勢になった。土俵際でしばらく動かなかったのは、貴景勝の突き落しを警戒したようだが、最後は腰を十分おろして寄り切り、14勝1敗で終えた。

 「もう一度若手の壁になってやろうと土俵に上がっている。それが相撲界への恩返し。(貴景勝は)強い大きい壁があるから、本当の強さを持った若手として育つ」と言い放った。

 先場所は場所前に日本国籍を取得し日本名「白鵬翔」となったが、記念すべき場所の初日に北勝富士に寄り切られ、右手小指骨折で2日目から休場してしまった。

 しかし、場所後の全日本力士選士権に出場し12年ぶり2度目の優勝。「日本人として初優勝。いいもんだね」と笑顔を見せた。秋巡業もいつもなら巡業の半ば頃から始める土俵での稽古を、2日目の金沢から始め、九州場所で再起にかける意気込みはなみなみならぬものがあった。

 「巡業でしっかりやってきた。体もそれなりに作ったからね」

 2日目に大栄翔に不覚を取ったが、3日目に難敵朝乃山を破り立て直した。14日目の時点で4場所ぶり、史上最多を更新する43回目の優勝を決めた。解説の北の富士さん(元横綱)の「まだまだ。50回はいくでしょう」の言葉も、まんざら夢ではなさそうだ。

関連ニュース