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【清水満 SPORTS BAR】もはや渋野日向子“神の領域”!? 天候急変…「応援してくれた人のために頑張る」姿に天も味方 “シンデレラ・ストーリー”最終章「逆転賞金女王」へ (1/3ページ)

 大好評の夕刊フジ毎週火曜連載コラム、産経新聞特別記者・清水満の「SPORTSBAR」が今回から月曜に“お引っ越し”。記念すべきリスタート1回目は、渋野日向子(21)が奇跡の逆転優勝を果たした国内女子ゴルフ「大王製紙エリエールレディス」最終日(24日、愛媛県エリエールGC松山=6580ヤード、パー72)の現場からお届けする。

 完璧だった。そこには確かな“成長の証し”があった。

 首位に2打差で最終日を迎えた渋野は6バーディー、ボギーなしの66。通算19アンダーまで伸ばし、今季4勝目を挙げた。獲得賞金は1億3791万4314円で、賞金女王争いトップの鈴木愛(25)との差を約1511万円に縮めた。今週開催の「LPGA選手権リコーカップ」(28日開幕、宮崎県宮崎CC)の優勝賞金は3000万円。2週連続Vで“逆転女王”の座も見えてきた。

 「いい緊張感でした。気合も入っていたし、自分のゴルフができた。以前よりはメンタルが強くなった気がしましたね」

 自らを褒めた。理由があった。今季、渋野にとっての初戦は「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」(3月15-17日、高知県土佐CC)。ウエイティングでやっと出場し、最終日に鈴木愛と同組になった。優勝争いをしたが、栄冠は鈴木に…。当時、「全然届かない人。技量、レベルが違う」とうなだれた。

 あれから8カ月…。最終日、鈴木と同組になった。お互いにバーディーを奪い合いスコアを伸ばしたが、ミスを犯したのは鈴木。17番(パー5)、ティーショットを池に入れた。ボギー。顔をしかめた。