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【清水満 SPORTS BAR】もはや渋野日向子“神の領域”!? 天候急変…「応援してくれた人のために頑張る」姿に天も味方 “シンデレラ・ストーリー”最終章「逆転賞金女王」へ (2/3ページ)

 対照的に、しぶこは終始冷静。15番(パー4)で6メートルのバーディーパットを沈めた。鈴木に「自分も伸ばしたが、彼女はもっと伸ばしていた」とうなだれさせた。

 天をも味方? 終盤、雨に突風と突然天候が乱れた。後続の組で首位にいた森田遥は、17番の強烈なアゲンストの風が「傘もさせないくらい」でスコアを崩した。その時、しぶこはすでに最終18番。「雨、風の影響はあまりなかったですね」とパーでしのいだ。わずか30分ほどの天候異変で、表彰式の頃には回復し、日が照っていた。

 運も実力!? 思い返せば、渋野は「デサントレディース東海クラシック」(9月20-22日、新南愛知CC美浜C)でも最終日に、後続の組が雨にたたられる中、申ジエとの8打差を逆転し優勝した。

 「先週(伊藤園レディス)予選落ちして、両親やお世話になった人たちに会った。落ちたのに、みんなに『ありがとう』『よく頑張ったね』と励まされた。これまで自分が勝つことでたくさんの人に喜んでもらえるというのはあったけど、ラスト2試合は応援してくれた人のために頑張ろうって。こんなに誰かのために勝ちたいと思ったのは初めてです」

 我欲に溺れず、世のため人のために…。もはやしぶこは“神の領域”!?で戦いを制した。