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横綱審議委員会が苦言…白鵬サポーター“エルボー”問題 相撲協会は「やられるほうが情けない」 (1/2ページ)

 “エルボー・サポーター”に疑惑の目が向けられた。大相撲の横綱審議委員会が25日、両国国技館で開かれ、九州場所で歴代最多を更新する43回目の優勝を飾った横綱白鵬(34)がヤリ玉に挙げられた。

 今場所の白鵬はまたぞろ、立ち合いの張り手や、カチ上げを多用。横綱相撲どころか、なりふり構わぬ取り口で、4場所ぶりのVをもぎ取った感が否めなかった。

 矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「ちょっとやりすぎではないか。横綱の振る舞いとして見苦しいという意見が、ほとんど全員から出た。相撲協会としても指導してほしいと要望しました」と物言い。

 「そういうことをしなくても勝ってほしい。優勝43回で大横綱になっているが、名横綱と後世言われるようになってほしい」と苦言を呈した。

 張り手、カチ上げへの批判は、2年前の九州場所後にもあり、白鵬も封印していたが、今場所は完全復活。特にひどかったのが12日目の遠藤との一番で、プロレス技の“エルボー”のようなカチ上げで流血に追い込んだ。

 岡本昭委員(岡安証券最高顧問)は、白鵬が右肘に巻いているサポーターを問題視。「1枚と2枚では硬さも違う。それでもエエのか? なんか、おかしな話や。なのに協会は『しようがない』と言っていた。それなら3枚でもエエのか?」と指摘した。

 サポーターを巻いた右肘から繰り出される白鵬の破壊力抜群のカチ上げには、多くの力士が“被害”にあっているが、大相撲ではボクシングのバンデージのようなチェックをしておらず、何枚までという規定もない。出席者の中には、現役時代にサポーターを2枚重ねて土俵に上がっていた親方もいたそうで、岡本委員の意見は受け入れられなかった。

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