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【松本秀夫 プロ野球実況中継】中日・吉見やソフトバンク・千賀も…プロ野球界に広がる「社会貢献活動」の輪

 今回はNPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(以下、BLF)について書きます。

 プロ野球選手や球団の慈善活動をサポートする他、野球にまつわる社会貢献活動をすることが目的で、2014年に団体を立ち上げたのは女性スポーツライターの岡田真理さん(41)。

 13年4月、ボストンマラソンでテロが起きた際、現地でレッドソックスの球団をあげての対応に感動した彼女は、日本球界もこうなれば…と考えました。

 「日本にも社会貢献活動をしたいと考えている野球選手は大勢います。ただ、その多くは“自分にいったい何ができるんだろう”と立ち止まってしまっています」と岡田さん。BLFでは、そんな選手たちに「例えばこんな活動がありますよ」と選択肢を提示し、彼らが共感できる貢献活動を行ってもらっています。

 たとえば、中日の吉見一起投手(35)はBLFと協力し「アゲインボールプロジェクト」という活動を立ち上げました。破損した硬式ボールを全国の学校から預かり、自立を目指す障害者の方々にそれを修繕してもらう組織があります。吉見投手はこのボールを購入して、全国の野球チームに寄贈しているのです。収益は障害者の方々の賃金に充てられます。

 ソフトバンクの千賀滉大投手(26)は、2児の父親でもあることから児童虐待防止の「オレンジリボン運動」に感銘を受け、1奪三振ごとに1万円を団体に寄付しています。他にもソフトバンク・和田毅投手、オリックス・吉田正尚選手…その数はこれからどんどん増えるでしょう。

 今月29日には岡田さんの著書「野球で、人を救おう」が角川書店から発売になりますので、ご一読いただければ。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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