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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・千賀、広島・菊池に食らいついた!? 「ゴールデン・グラブ賞」授賞式舞台ウラ

 28日に都内のホテルで行われた「第48回三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式の主役は、メジャー移籍を目指している2人だった。ポスティングの広島・菊池涼介内野手(29)と、海外FA権を行使した西武・秋山翔吾外野手(31)だ。

 報道陣に囲まれた7年連続7回目の受賞の菊池。ポスティングに関しての質問には戸惑いを隠せなかった。

 「まだ正式に申請されていないので、その問題は聞かれても答えようがありません」とノーコメント。

 秋山の方は5年連続6回目の受賞に関するコメントで間接的な答弁。さりげなくメジャー移籍に触れた。

 「(来季は)あらゆる球場でも守れるように」と。どのメジャー球団に移籍しても守備でもアピールする姿勢を示したのだ。

 楽屋裏でも興味深い出来事が起こっていたという。この2年間、球団側に対しポスティングシステムでのメジャー移籍を訴え続けている、ゴールデン・グラブ賞初受賞のソフトバンク・千賀が、ポスティング問題で「広島・菊池に食らいついていた」というのだ。

 それも無理はないだろう。今オフ、これまでソフトバンクと同様にポスティングシステムを拒否し続けていた巨人が豹変。山口のポスティングでのメジャー移籍を容認した。来オフにはエース・菅野のポスティングにも柔軟な姿勢を見せている。ソフトバンク側も「ポスティングを頭から拒否するワケではない」と完全拒否でないことを強調しているものの、巨人ほど明確な対応ではない。

 千賀にすれば、広島からポスティングシステムでのメジャー移籍を容認された菊池はうらやましい限りだろう。ゴールデン・グラブ賞表彰式の舞台裏でのやりとりは、今年だけではなく、来年以降も繰り返される可能性が大だろう。(江尻良文)

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