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巨人・原監督、坂本に「主将退任却下」の真意 「来シーズンも頑張らないかん!」 (1/2ページ)

 「勇人キャプテン、頑張ろう! 来シーズンも頑張らないかん!」。巨人・原辰徳監督(61)は29日、熱海で行われた球団納会の冒頭で挨拶に立つと、7分50秒に渡る熱弁をこんなゲキで締めた。

 指揮官によれば、3度目の監督就任直後の昨年10月、主将を務める坂本勇人内野手(30)から「自分がキャプテンになってから、勝つことができていない」と悩みを打ち明けられたという。そこで「勇人、そこは責任を感じる必要はない。われわれスタッフが、俺自身もちゃんと後押しはするぜ。その代わり勇人も全力で頑張れ」と慰めたことを明かした。

 坂本は2014年オフ、8年務めた阿部の後釜として、第2次政権時の原監督から主将に指名された。ところが、チームは翌15年から昨年までV逸。5年ぶりの優勝を果たしたこのオフ、ようやく肩の荷が下りたのを機に、主将からの退任を申し出たのだという。

 だが、原監督は首を縦に振らず。「その気持ちはよくわかる。しかし勇人、日本一になってからバトンを譲ろうじゃないか」と説得し、“来季続投”を取り付けた。

 パ・リーグ球団が7年連続で日本シリーズを制している今や死語だが、巨人はかつて9連覇(1965-73年)を果たし、日本シリーズも負けなし。「巨人にとっては、リーグ優勝だけでは意味がない。日本シリーズを制して初めて“勝利”」といわれた。原監督のプロ入り(81年)当時はすでにそこまで強くはなかったが、“常勝巨人”の気風は残っていた。

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