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【西本忠成 トラとら虎】阪神・ジョンソン、メジャー復帰めぐり代理人がマネーゲーム?

 阪神の中継ぎエース、ピアース・ジョンソン投手(28)が保留選手名簿から外れることが29日、決定的となった。

 球団は来季も不可欠な戦力として交渉を続けているが、メジャー復帰の情報が流れておりいまだ合意に至らず。矢野監督は「チームにとって欠かせないが、契約できなかったとしても縁ですから…」と静観の構えだ。

 球団関係者は「ジョンソンの代理人がメジャーと阪神を天びんにかけているのではないか。メジャー入りを匂わせば条件がよくなるとの計算だろう。複数年契約などもそのひとつ」と推測する。

 今季のジョンソンは阪神を3位に押し上げた功労者のひとり。主に8回を任され58試合登板、2勝3敗、40ホールド、防御率・1・38。もし抜けるようだと、勝利の方程式は成り立たなくなる。

 ジョンソンも阪神というチームに好感は持つが、それ以上にメジャーへの執着心は強いといわれる。過去のメジャー在籍は2017年カブス、18年ジャイアンツのわずか2シーズン。未練を残しながらの来日だった。「今年の活躍で本人は自信を持った。メジャーのスカウトは成長ぶりを目の当たりして評価を上げた。メジャーにも救援陣の弱いチームは幾つもあるから、欲しがるところは出てくるはず。いまは代理人を挟んでマネーゲームの様相」とも先の関係者は見る。

 メジャーの戦力会議にあたるウインターミーティングは12月9日(日本時間10日)からサンディエゴで開かれる。決着がつくのはそのあたりか。(スポーツライター・西本忠成)

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