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八村塁に同僚トーマスが秘策「明日、目を覚ました時には…」

 NBAはレギュラーシーズンが始まって2カ月。ワシントン・ウィザーズの新人、八村塁(21)は2日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で、キャリアハイとなる30得点をあげるなど、開幕前の下馬評を上回る活躍をしているが、チームはディフェンスに大きな欠陥を抱えておりここまで3勝13敗と大苦戦だ。

 3日のマジック戦では先発センターのトーマス・ブライアント(22)が右脚の疲労骨折で欠場。パワーフォワードの八村が急遽センターに回り15得点したが、NBAのセンターとしては小柄な身長203センチ。ゴール下の奮闘もむなしく120-127で敗れて3連敗を喫した。

 トーマスは少なくとも3週間は戦列離脱の見込み。ウィザーズは5日に76ers(15勝6敗)、6日にヒート(14勝5敗)、そして8日にはクリッパーズ(15勝6敗)と好調なチームと対戦。八村の苦悩の日々が続きそうだが、チームメートで、オールスター、プレーオフ出場経験もあるアイザイア・トーマスが「秘策を伝授している」とワシントン・ポスト紙が報じた。

 「彼はルーキー。波があるのは当然。ただ偉大な選手というのは、いいことも悪いことも長く記憶しないものだ。明日、目を覚ました時には、敗北を忘れて、練習に励んで欲しい」

 野球のメジャーリーグでもトップクラスのクローザーの条件は「敗戦を引きずらず、翌日完璧なピッチングができること」とされる。苦い思い出を一晩で忘れる術を身につけることが今の八村に求められているようだ。