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【江尻良文の快説・怪説】「原監督vs大物OB」で注目された巨人OB会 サプライズは鷹・王会長からの挑戦状だった (1/2ページ)

 7日に行われた巨人OB会の注目は、日本シリーズでソフトバンクに4連敗を喫した原監督への不満一杯の大物OBの対応だった。結果は究極のサプライズ。4連勝で日本シリーズ3連覇達成しても不満のソフトバンク・王球団会長の再挑戦状だ。

 表面的には巨人OB会は波乱が起きず、柴田会長から中畑新会長への若返り人事だけがクローズアップされた。ところが、かつて巨人OB会会長を務め、現在も顧問のソフトバンク・王球団会長は日本シリーズでの再戦を要望。

 「我々ホークスの方はリーグ優勝できなかった。僕としては来年、もう1回、ジャイアンツとリーグ優勝した形でちゃんと戦いたい」

 2年連続西武にリーグ連覇を許しながら、2年連続2位からの下克上日本一、球団史上初の3年連続日本一を達成したソフトバンク。しかも2勝4敗で敗れたONシリーズ以来19年ぶりの再戦を制して雪辱。

 それなのに、王球団会長はリーグ優勝してジャイアンツを倒しての日本一でないことに満足していないのだ。日本シリーズ前に「どこの球団だって日本シリーズでジャイアンツと戦って日本一になりたいんだ」と公言。19年ぶりの再戦を制した時には「文句の付けようのない戦いっぷり」と手放しの礼賛だったのに。

 孫オーナーの「今年は2位からでなく、V奪回して3年連続日本一」指令が改めて思い起こされる。そもそも「V9巨人超えのV10」「将来はメジャーのワールドチャンピオン対日本一のリアル・ワールドシリーズ実現を」という遠大な野望を抱いて日本球界に参入した孫オーナー。V9巨人超えの野望が改めて頭をもたげてきたのではないか。

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