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柔道・素根輝「桃スリー」で金獲りだ! ゴルフ渋野日向子、マラソン前田穂南と岡山トリオ結成

 柔道日本勢で男女を通じて東京五輪代表第一号となった女子78キロ超級の素根輝(あきら、19)が岡山トリオの“桃スリー”で金メダル獲りに挑む。

 9日、岡山・環太平洋大で会見を行い「まだまだ足りないところはたくさんある。責任と覚悟を持って取り組みたい」と決意表明。素根を指導する、古賀稔彦総監督(52)は「世界に通用する体と強い精神力を兼ね備えた選手」と紹介した。

 今春、素根は故郷の福岡を離れて柔道に専念できる同校に進学し五輪切符をつかんだが、岡山は今、東京五輪出場&有力選手ラッシュに沸いている。今年9月には地元百貨店・天満屋陸上部の前田穂南(23)がマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を制し女子マラソン五輪代表に内定。また、地元出身の女子ゴルフ・渋野日向子(21)も「チャンスは絶対につかむ」と来年6月末の五輪代表決定に向けて躍起だ。

 この状況に同校の大橋博理事長(76)は「地元メディアが盛んに応援してくれたのが大きい。一般の方の関心も高い」といい、20代の五輪アスリート女子3人を地元名産にちなんで「桃スリー」と命名。「岡山が元気になるよう、もっと地元に応援される選手になって」と力を込める。

 1988年のソウル五輪から3大会連続で出場した古賀総監督は、他種目の選手との交流について「選手村ではこちらが知らなくても、向こうから『初めまして』とあいさつされて会話が弾んだ」と振り返る。一方で、岡山を拠点に活動する3人には「年齢も近いし共通の話題もある。何より『金メダルに向かって頑張ってるのは私だけじゃない』と、精神的負担軽減に役立つ」とうなずく。

 素根本人も“岡山五輪フィーバー”に「盛り上がったらいいなと思う」と歓迎だ。同じ目標に立ち向かう同世代の仲間のパワーを胸に突き進む。(山戸英州)

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