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NBA、魅力たっぷり日本市場に熱視線! 八村人気でウィザーズが精力的な動き…中国での成功も後押しか (1/2ページ)

 チームのロゴ入り名刺には日本語で名前と肩書が記されている。米プロバスケットボールNBAで日本人初のドラフト1巡目指名を受けた八村塁選手が所属するウィザーズ。親会社のビジネス部門トップ、ジム・バンストーン氏は11月、日本に1週間滞在し、42の企業などと精力的に会合を重ねた。米プロスポーツ業界で20年以上のキャリアを持つ同氏にも、日本市場は「とても高いポテンシャルを秘めている」と魅力的に映る。

 日本に熱視線を注ぐのには理由がある。NBAでは従来、北米以外の企業はリーグとしか契約を結べなかったが、2季前に解禁されたユニホーム左胸の広告には多国籍の企業が参入。2017年には日本の楽天もウォリアーズと契約し、その金額は1年2000万ドル(約21億8000万円)と報じられる。昨季は全30チームがユニホームのロゴ契約を締結し、NBAはその総収入が1億5000万ドル(約163億5000万円)以上に達すると発表した。

 その成功を受けてNBAは今季から、各チームと北米以外の企業とのスポンサー契約を最大2社まで許可した。ウィザーズは既にNECと契約しているが、同氏は「発表の最終段階に入っているものがある」と語っており、日本企業が2枠を埋める可能性もある。

 NBAの中国での成功も背中を押す。米メディアによるとリーグの中国関連の収益は放送権料など年5億ドル(約545億円)以上と膨大だが、契機は00年代に同国の姚明選手が大活躍したことだった。9日現在、開幕から22試合連続で先発している八村選手はウィザーズの市場拡大の切り札でもある。

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