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松坂大輔、西武復帰で…「日米通算200勝」への熱意と現実 “普通に投げられれば”最強打線がカバー (1/3ページ)

 西武へ14年ぶりに復帰した松坂大輔投手(39)が11日、入団会見を行い、背番号「16」のユニホーム姿を披露した。メジャーから日本に復帰以降、「平成の怪物」への風当たりには強いものがある。ソフトバンクでの3年間は1軍でわずか1試合、今季も中日で2試合しか投げられなかった。それでも古巣での劇的な復活を信じたくなるのは、顔つきが引き締まっていたからだけではない。かつて松坂が活躍したころの西武とはまるで違う、令和のチームカラーが最大の根拠だ。(塚沢健太郎)

 ■あと30勝

 都内のホテルで開かれた松坂の会見に、11台のテレビカメラ、100人を超える報道陣が集結。松坂は「正直、僕が記者会見を開くのは申し訳ないと思ってここに来ました」と本音を漏らした。

 確かに、ソフトバンクを退団して昨年1月に中日にテスト入団した際、取材対応は室内練習場での立ち話だけだった。自由契約選手にここまで大々的な会見を用意するのは異例の扱いといえる。

 西武の会見は基本的に埼玉県所沢市の本拠地、メットライフドームに隣接する球団事務所のプレスルームで行われる。都内のホテルでの会見は2009年オフ、菊池雄星投手(現マリナーズ)らの新人選手入団発表以来だ。「この人数はプレスルームに入りきらない」(球団広報)というのが理由だが、球団側の期待の大きさがうかがえる。

 昨季は中日で6勝(4敗)を挙げ球宴にも出場したが、今季はキャンプ中の右肩痛などで勝ち星なし。おまけにシーズン中にゴルフに興じる姿を週刊誌に激写され、球団に「10日間の外出禁止」と「反省文の提出」を課せられた。ソフトバンク時代と同様、野球ファンの風当たりは強くなっている。これで西武に復帰しておいて、「やっぱり投げられません」では済まされないのだ。

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