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【江尻良文の快説・怪説】巨人・丸&西武・山川“V旅行返上”で自主練習! 共通点は「日本一」への執念

 巨人の5年ぶりリーグ優勝ハワイ旅行に参加しなかった丸佳浩外野手(30)。14日に出発の西武2年連続リーグ優勝ハワイ旅行に行かない山川穂高内野手(28)。共に来季へ向けた自主練習を不参加の理由にあげている。共通しているのは悲願の日本一奪回だ。

 昨季までリーグ3連覇した広島時代に2年連続MVPに輝いている丸。今季は巨人・坂本がMVPになっているが、陰のMVPは丸との声も聞かれる。原監督は1番・坂本なら2番・丸などと常にワンセットで起用した成果は大だっだ。

 「丸から大きな影響を受け、坂本はスケールアップして、文句のないMVPになった」。チーム内外の関係者が計り知れない大きな丸効果を指摘する。逆に広島は丸ロスの悪影響に泣かされ、リーグ4連覇に失敗した。

 が、丸本人にすれば広島時代同様、巨人でも悲願の日本一になれなかったことで満足できず、来季こそ日本一達成という強い思いがあるのだろう。

 昨季47本、今季も43本と2年連続40本台超えで、本塁打王を獲得、リーグ連覇に貢献した山川にも同様の悔しさがある。

 2年連続リーグ優勝しながら、2位のソフトバンクにクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで敗れ、日本シリーズに出場さえできていない。「来季こそリーグ3連覇して12年ぶりの日本一に」という思いが募っているだろう。

 リーグ優勝のV旅行よりも来季の8年ぶりと12年ぶりの日本一奪回へ向け、早くも自主練習に取り組む巨人・丸と西武・山川。若手選手の鑑であり、原監督、辻監督にとっては心強い限りだろう。

 巨人と西武の日本シリーズが実現すれば、就任1年目の西武・渡辺監督(現GM)が4勝3敗で巨人・原監督を撃破した08年以来、12年ぶりになる。(江尻良文)

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