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南野拓実、リバプールへ 2匹目のドジョウ!?香川獲ったクロップ監督も大絶賛「とても速くて賢い選手」

 サッカー日本代表MF南野拓実(24)=ザルツブルク=が19日、イングランド・プレミアリーグの超強豪リバプールへ完全移籍で合意した。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ王者は、クラブ世界一を決めるクラブW杯(カタール)を勝ち進み、22日が決勝。今季プレミアリーグも17試合無敗で首位を独走する。

 そんなサッカーの母国きっての名門に、初のアジア人選手の誕生だ。熱烈なオファーを物語る移籍金は725万ポンド(約10億4000万円)。背番号は「18」に決まった。

 南野は「リバプールの選手になることは自分にとって夢だった。その夢が叶い、とても興奮している。順調にキャリアアップできれば、いつかプレミアリーグでプレーできると思っていたが、リバプールでプレーできるなんて、一度も考えたことがなかった。すごく嬉しく、楽しみでならない」とコメントした。

 10月2日の夜、運命の扉が開いた。敵地に乗り込んだ欧州チャンピオンズリーグ・リバプール戦で、南野は鮮やかなボレーシュートを決め、アシストも記録。目の肥えた本場のサポーターをうならせ、獲得を熱望する声が沸騰した。能力を肌で感じたリバプールの主力選手も「南野がほしい」とリクエスト。日本人選手の特性をよく知る、指揮官も獲得に賛同した。

 ドイツ人のユルゲン・クロップ監督(52)は、母国ブンデスリーガのドルトムント監督だった2010-11年シーズンに、元日本代表MF香川真司(30)を見出した張本人だ。「シンジのビデオを見て獲得を決めた。シンジを見るまで、日本のサッカーのことなんか全く知らなかった。でも初めて練習を見たとき、スーパースターを手に入れたと思って、コーチと抱き合ったんだよ」と当時を振り返る。

 いわば南野は“2匹目のドジョウ”。クロップ監督は歓迎コメントでも、「(南野)タクミはとても速くて賢い選手。勇気を持ったプレーができる」と大絶賛した。完全移籍は来年元日からで、プレミアリーグは年末年始の休みもないため、いきなりデビューを飾る可能性も十分ある。

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