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【勝者のワザ】捻転型スイングに欠かせない胸郭の動き 3ツアーズ選手権MVP・小祝さくら (1/2ページ)

 2シーズン連続で全試合出場。黄金世代の小祝さくらはタフネス娘だ。今シーズンは1勝を含むトップ10入り13回。部門別ランキングで5位タイと安定感も際立っている。

 3ツアーズ選手権も、昨年に続いて2度目の出場となった。辻村明志コーチの下で同門の上田桃子とのコンビでJLPGAチームの優勝に貢献し、MVPに輝いた。ツアー競技ではないものの、最高の形でシーズンを締めくくった。

 小祝の安定ゴルフのバックグラウンドになっているのは、軸がしっかりしているスイングであろう。スライド動作がなく、その場でクルリとターンしているので、安定しているだけでなく、故障しにくいというメリットもある。下半身は、主に土台としての役割をもたせ、その上で、上半身をワインドアップさせる。いわゆる捻転型スイングである。

 このタイプのスイングで意識すべきは、胸郭の動きだ。アドレスの姿勢になり、肋骨の一番下の骨に指先を当てて、この部分を右に捻ってみよう。からだ全体がターンするのではなく、腰は、ほとんどアドレスのままだし、肩が回りすぎてクラブヘッドが極端にインサイドに上がってしまうこともない。これは、実際にクラブを手にして確認してもらおう。

 ここからトップスイングへ腰がわずかにターンし、上半身のターンも深くなる。右太モモ内側と、右臀部の筋肉、そして腹筋に力がたまり、ダウンスイングに切り返せる態勢になる。

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