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【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】100%の振りを知っているから微妙な力加減ができ乱れない 元西武、中日・和田一浩さん (1/2ページ)

 一般のアマチュアゴルファーに、「フルスイング、スリークォータースイング、ハーフスイングをしてみてください」といってもなかなかできるものではありません。その理由は、ほとんどの人が自分のフルスイング(100%のスイング)が分かっていないからです。分母がしっかりしていないとスリークォータースイング(同75%)やハーフ(同50%)の力加減もハッキリとはしません。その結果、どこかでバランスが崩れてしまい、「安全のために軽く振った」にも関わらずかえってミスになったりするのです。

 その点、和田選手は、分母の100が体に染みついているのでしょう。小さい動きだからといってスイングが速くなることもなく、フルでもスリークォーターでもハーフでも、振り上げる時間と振り下ろす時間のタイミングは同じ。だから、軽く振ってもスイングが乱れることなく、距離感もピタッと合うのです(写真=〔1〕~〔7〕)。

 その動きを生むための要因となっているのが、ドライバーからパターまで、まったくといっていいほど変わらないルーティーンです。たとえばパッティングでは、大事な場面でも慎重になったりせず、いつも同じリズムとテンポとタイミングでヘッドが動き出す。本人に確認したわけではありませんが、目に見える動作だけではなく、独自の呼吸法も取り入れているのかもしれません。

 スイングに関しては、無駄なコックを使っていないところが、最も印象に残った点です。おそらくこれは、シャフトのしなりを最大限に生かそうとしているのでしょう。

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