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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】引退する神戸FWビジャ、ゴールまでの「設計図」を描ける引き出しの多さ (1/2ページ)

 サッカーのストライカーにはそれぞれ自分の「個性」を生かした、多くのタイプがあります。Jリーグの助っ人FWの中で日本人の素晴らしいお手本になるのは、やはり神戸FWダビド・ビジャ(38)ですね。

 新国立競技場のこけら落としになる天皇杯決勝(元日・対鹿島)をもって現役引退することになりましたが、まだまだ、十分プレーは可能です。

 それはなぜか。ビジャの最もすごいところはゴールを決めるまでの一連のプレーで、流れの“設計図”が常に自分自身で描けているところです。ここでパスをもらい、最後にはこう決める。ありとあらゆる状況にしっかり対応できる。それはサッカーの技術があるのはもちろんですが、その引き出しの多さで世界トップクラスFWになりました。

 あとはビジャは決して上から目線のプレーをしません。例えばこんな場面をよくみかけませんか?

 「パスをここに出せ!!」と、指差しで要求するFWを。もちろんこれもFWのプレースタイルのひとつです。でも、ビジャはパスの出し手がミスをしても、それをあたかも想定内かのように涼しい顔でプレーするんです。

 ゴールを決めるべきパスが、たとえワンタッチで出てこなくても、決して慌てない。これもまたすごいところです。

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