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【江尻良文の快説・怪説】今オフのポスティング希望者続出も日本プロ野球界が安泰な理由 (1/2ページ)

 日本野球機構(NPB)は東京五輪イヤーの令和2年1月6日が仕事始め。が、選手たちの方は昨オフに早くも今オフのポスティングシステムによるメジャー移籍希望を続々表明している。

 ソフトバンク・千賀、巨人・菅野、日本ハム・西川、ロッテ・石川。が、もし流出しても日本プロ野球界は安泰だ。昨季1試合平均でメジャーリーグの観客動員を超えている日本プロ野球界だからだ。

 オリックス・イチローが、2001年にポスティング第1号としてマリナーズに移籍。日本ハムからエンゼルスに入団した二刀流・大谷は時の人にもなった。そして、昨オフはDeNA・筒香がレイズ、巨人・山口のブルージェイズ移籍が決まった。

 海外FAでメジャー入りされてしまえば、所属球団は1円にもならない。それならば、「譲渡金がもらえるポスティングで移籍を認めた方が」となるわけだ。巨人・山口の場合は国内FAでDeNAから移籍した時に「ポスティングでのメジャー移籍容認」という密約があったという。

 その余波で巨人はエース・菅野のポスティングを頭から拒否できないジレンマを抱えている。日本球界を代表するソフトバンク・千賀と巨人・菅野の二大エースがいなくなれば、日本プロ野球界が大危機に直面する。

 そう思うのが普通だろう。だが、天井知らずで高騰する年俸を支払いきれないオリックスが、ポスティング第1号でイチローのマリナーズ入りを認めた際に、先見の明でこう言い切った人がいる。

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