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【江尻良文の快説・怪説】侍ジャパン悲願の金メダルに不可欠な「イチロー&ON」 最強の“トロイカ体制”で後方支援を (1/2ページ)

 野球が最後の正式競技になる可能性大の2020年東京五輪。侍ジャパンが悲願である金メダルを獲得するには、イチロー氏のアシストだけでは無理がある。不滅のスーパースター・ONコンビを加えたカリスマトリオのトロイカ体制が必要だ。

 侍ジャパン・稲葉監督は、個人的にパイプがあるというイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)にアシストしてもらう構想を口にしている。侍ジャパンのメンバーにとって、イチロー氏はまさにカリスマそのものだろう。

 が、次回の2024年パリ五輪では野球は正式種目から外れ、8年後のロス五輪での復活も絶望的だ。大リーグ機構(MLB)が「五輪はアマチュアの国際大会だからメジャーリーガーは出場させない。プロ野球界の国際大会としては、我々が立ち上げたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)があるじゃないか」という基本スタンスを変えないからだ。

 しかも、金儲け主義の国際オリンピック委員会(IOC)は、メジャーリーガー抜きの野球には見向きもしない。今回は野球を国技とする日本開催で莫大なジャパンマネーが入るから、特例として認めただけだ。

 今回の東京五輪は国民的な悲願の野球五輪金メダル獲得のラストチャンスと言える。それだけに、イチロー氏のカリスマ性だけに頼ってはいられない。アテネ五輪日本代表監督に就任、アジア予選をトップ通過しながら脳梗塞で倒れ、本戦に出られなかった巨人・長嶋茂雄終身名誉監督。前回の1964年以来、56年ぶりの今回の東京五輪に「聖火ランナーとして出場したい」という執念を燃やしていた。

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