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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》松坂が14年ぶりに古巣の西武復帰 投球スタイル変化も情熱は変わらず (1/2ページ)

 まだ少し先ではあるが、プロ野球はキャンプインとなる2月1日以降を「球春」と呼ぶ。野球が好きな人間にとっては、何となく心が躍る日でもある。今季は楽しみな出来事が増えた。松坂大輔投手が古巣の西武に14年ぶりに復帰したことだ。「決まったときは本当にうれしかった。家に帰ってきた感覚」と松坂。今年9月で40歳。投球スタイルは大きく変化した。それでも西武のユニホーム姿が再び見られるのは感慨深い。

 松坂は横浜高時代、甲子園大会の春夏連覇を達成。夏の決勝では無安打無得点試合を記録するなど「平成の怪物」と呼ばれた。1999年にドラフト1位で西武に入団。高卒1年目から16勝をマークし、新人王に輝くと、3年連続で最多勝を獲得するなどエースとして活躍。2007年に米大リーグに移籍。レッドソックスやメッツでプレーした。15年にソフトバンクで日本球界に復帰し、18年から所属した中日で復帰後、初勝利を挙げた。19年はキャンプ中にファンに腕を引かれた影響で右肩を痛めて出遅れ、未勝利に終わっていた。

 西武時代の松坂のイメージは、150キロを超える直球と鋭く曲がるスライダーを武器に打者と真っ向勝負をする本格派。月日の経過は、投球スタイルを大きく変化させた。「球も遅くなった。きれいな回転の速い真っすぐを投げ続けていたいと思っていたが、今は『やりたくない』と思っていたボールを動かす投球もしている」と明かす。右肩の故障を経て、昔のような速球は投げられなくなった。生き残るため、こだわりを捨てた。自信がある球に「カットボール」を挙げる。