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【福島良一 メジャーの旅】古き“名門”レッズに秋山入団 特別な思いが込み上げ… (1/2ページ)

 1995年、日本人大リーガーのパイオニア野茂英雄が海を渡って四半世紀。遂に、この歴史的な瞬間がやって来た。大リーグ30球団で唯一、日本人選手が在籍しなかったレッズに秋山翔吾外野手の誕生だ。

 米東部オハイオ州シンシナティ。米国音楽の父、スティーブン・フォスターのメロディーで名高いケンタッキー州にある空港から北上。すると「クイーンシティ」の愛称で知られ、7つの丘に囲まれたローマとも比すべき街並みが見えて来る。

 州境を流れるオハイオ川に架かる古色蒼然たる橋。1866年に世界最長の吊り橋として開通した、その名もサスペンションブリッジだ。市内に米国で2番目に古い75年開園の動物園もある。ホワイトタイガーで有名だった観光名所だ。

 その南北戦争が終結した頃、69年に世界初のプロ球団としてレッドストッキングスが誕生。ハリー、ジョージのライト兄弟が結成したチームだ。パンチョさんの言葉を借りれば、「飛行機の始まりもプロ野球の始まりもライト兄弟」だった。

 こうした機運が高まり、76年ナ・リーグ創設と同時に加盟。1919年ワールドシリーズでホワイトソックスの八百長事件により初の世界一。35年に初のナイター開催、38年ジョニー・バンダーミーアの2試合連続ノーヒッターなど数々の歴史や名場面が作られた。

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