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照強の特別な日!? 4日目にして役力士に全勝いなくなる異常事態… 大相撲初場所

 ■大相撲初場所 4日目 =15日、両国国技館

 好調の新関脇朝乃山に土がつき、4日目にして役力士に全勝がいなくなる異常事態。「何とも、読みづらい展開。優勝は平幕など意外な力士になりそうだ」と藤島審判副部長(元大関武双山)が占った。

 平幕の全勝は4人。東14枚目の照強もその1人だ。当たってからのいなしで勢を押し出し。「全勝? 悪いことではないよね。一番一番に集中できているから」と白い歯を見せた。

 平成7年の阪神淡路大震災当日、まだ余震が続く発生15時間後に、兵庫県洲本市の病院で生まれた。その1月17日は必ず初場所の場所中に巡ってきて、番付が下のころから話題になっていた力士だ。

 同県南あわじ市の実家には毎場所後、必ず帰るという。犬好きでサッカーファン。昨年7月から飼い始めたラブラドルレトリバーのメス、「ロナウド」もポルトガルのスター選手から命名した。「3カ月で(実家に)きたから、もう9カ月かな。だいぶ大きくなった」。毎日テレビ電話をかけては、母親にロナウドを出してもらっている。

 今年も震災の日が近づいた。子供の頃、生年月日から「地震くん」と呼ばれたこともあったという照強も、25歳になる。「うれしいことだけじゃ過ごせない誕生日だからね。黙祷します」。特別な日に生まれたという意識が、原動力にもなっている。幕内6場所目。大きな仕事を見たい。

 ■横綱・鶴竜 休場

 西横綱鶴竜が初場所5日目の16日、休場した。4日目まで1勝3敗と不振だった。東横綱白鵬も4日目から休場で横綱不在となった。

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