【清水秀彦 そういうことだろ~】アジアの主審のレベルが低い! 「映っているからすべて違反」のVARは危険 (1/2ページ) 清水秀彦 そういうことだろ~
--Jリーグは今季からJ1全試合などを含む計321試合でビデオアシスタントレフェリー(VAR)を導入します
清水「大丈夫かねって、言いたいね」
--前からVARには「?」でしたよね。U-23アジア選手権でも日本はMF田中碧(あお)=川崎=に対してカタール戦で不可解なVAR判定がありました
「あの場面はね。相手DFの足を踏んだということだけを見れば、一発退場でもしかたない」
--そうですよね
「でもな、まず主審はあの場面を簡単に見逃しているだろ? 一連の流れをしっかり把握していれば、一発退場は絶対にありえない。まずあれは故意ではない。わざと相手の足を踏んだり、ハンドしたりすればプレーしている選手や監督はすぐわかるさ。田中のあの場面はそれこそ“美しいタックル”。ボールを奪いにいった流れで相手選手の足を踏んでいる」
--どうしてこんなことが起こるんですか?
「はっきり言おうか? アジアの主審のレベルが低いからさ。下手だから(苦笑)。自分がはっきり見ていないにもかかわらず、VARでビデオを見ている審判たちから、『おい足を踏んでいるぞ!! ファウルだろ? 退場だろ?』という情報が耳にどんどん入ってくる。それで主審が判定を変えちゃうなんて、おかしな話と思わないかい。今季のJ1でも起こり得るお話だよ」