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ロッテ・佐々木朗希「1軍スタート」の狙いは… 松村邦洋も見に来たぞ!

 ロッテのスタッフ会議が22日、東京都内で行われ、ドラフト1位ルーキーの佐々木朗希投手(18)=大船渡高=は2月からの石垣島キャンプでの1軍スタートが決まった。

 井口資仁監督は「吉井(理人)コーチの元でフォームを固めてもらいたい。まずはしっかり体をつくってもらう」と説明。もちろん1軍の投球を間近で感じることで、プロのレベルを学ばせるという狙いもある。

 令和の怪物を託された吉井コーチは「まず体力をつけてもらわないといけない。それと彼の投げる感覚ですね。高校の絶好調の時に戻らないと実戦にはいけない。そこを戻す作業をやってもらう」と焦らず育成する方針。高校史上最速の163キロをマークした昨春の高校日本代表合宿や、昨夏の岩手県大会のような剛球の再現が可能になるコンディション作りが先決だとした。

 「傾斜を使って投げるのは、感覚を鈍らせていると、ものすごく難しい。いろんな環境で投げてもらって、感覚を好調に近づけていく。いけると思ったら、ブルペンにも上げるし、投げる姿を見て、監督とよく話して決めていきたい」と続けたが、慎重な姿勢には理由がある。

 「僕の場合は高校時代の好調時まで戻すのに1年半かかりましたからね。周りの先輩方と同じように飛ばしていたら調子を崩してしまった。飛ばしすぎないようにしっかり管理しないといけない」

 箕島高で3年夏の甲子園に出場し、1983年にドラフト2位で近鉄に入団も、プロ初勝利まで4年かかった自身の経験を踏まえた。

 1軍スタートといっても2月13日の1軍キャンプ終了とともに、2軍に合流する見込み。

 「いつ頃ブルペンに入るというスケジュールはボヤっとは考えているが、その通りにうまくいくとはかぎらない。ここでは明言はできないですね」と未定。2月中に実戦登板を経験することはなく、トレーニングも別メニューとなることが多そうだ。

 2週間足らずの1軍経験を生かすも殺すも右腕に掛かっている。(片岡将)

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