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「好きなアイドル?あんまり女性に興味ないです」競泳五輪の新星は慶応ボーイ! “北島2世”佐藤翔馬に注目

 強豪不在の競泳ニッポンにおいて、18歳の“新星”が現れた。競泳「北島康介杯」(東京・辰巳国際水泳場)最終日の26日、男子200メートル平泳ぎ決勝で佐藤翔馬=東京SC=が自己ベストを2秒近く縮める、2分7秒58で優勝した。

 2年前に同大会同種目で世界新記録をマークした東京五輪代表候補の渡辺一平(22)=TOYOTA=を抑えて制したのは、現役慶応大商学部に通うダークホースだった。慶応幼稚舎から進学したエリートは「文武両道」。前日までの2日間、定期試験のため大会に出られず。半ばぶっつけ本番で臨んだ一戦で見事、結果を残した。

 かつて北島氏も所属した東京SCに小学3年生から所属。表彰台で北島本人からメダルを授与された際には東京五輪代表レースとなる「4月(日本選手権)まで気を抜かず頑張れ」と激励された。かつて五輪の舞台で金メダルを連発した男を目の前にし「ほど遠い存在でしたし、尊敬しているけど、超えたいですね」と力を込めた。

 自らを高ぶらせる原動力は「負けず嫌い」な性格だという。同大学水泳部所属でジュニアパンパシフィック選手権2位入賞経験のある、深沢大和を「一番負けて悔しい相手」と挙げた。「今までずっと、下位から勝ってきたので。やっぱりこの気持ちが一番ですね」と言い切る。

 プライベートはというと「テレビはあまり見ない。好きなアイドルですか? あんまり女性に興味ないです!」。一方で、お笑いには独特のキャラで全国区の活躍をみせる「千鳥が好き。最近、チェックし始めました」と笑顔を見せた。

 東京五輪代表を決め、大舞台を制するにはあと2秒、タイムを縮める必要があるが「6秒台が見えてきた。一平選手に勝って、五輪代表入りを決めたい」と燃える。東京都港区出身、愛育病院で誕生した1人っ子の“セレブスイマー”は、一気に注目度が上がりそうだ。(山戸英州)

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