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【江尻良文の快説・怪説】「補強ナンバーワン」実は広島の声 野村・会沢・菊池の“主力トリオ”流出免れ

 新戦力が注目の的になる2月1日のキャンプインへのカウントダウン。新人はヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木のゴールデンコンビ、移籍組は楽天とロッテが話題だ。ところが、実際の戦力補強ナンバーワンは広島という意外な声もある。

 新監督は広島・佐々岡、ヤクルト・高津、楽天・三木の3人。中でも注目は広島・佐々岡真司新監督(52)だ。

 丸に巨人にFA移籍された昨季、球団史上初のリーグ4連覇に失敗して引責辞任した緒方前監督のリベンジを宣言。就任と同時に「V奪回、悲願の日本一達成」を公約したが、強運ぶりも発揮している。丸に続きFA移籍が心配された野村、会沢のバッテリー、さらにポスティングシステムでのメジャー移籍を希望していた菊池も残留した。

 主力トリオの移籍回避は最大の補強というわけだ。さらにドラフトでは即戦力投手ナンバーワンといわれる明大・森下を獲得。自主トレでも評判通りだと首脳陣はベタぼめだ。その上、明大の先輩・野村の刺激剤というダブル効果も。野村は後輩に負けまいと、エース復活宣言までしている。

 「丸がFA移籍すれば、相次ぐ流出でタナキクマルも完全崩壊し、昔の弱小チームに逆戻り」と広島OBたちは危惧していたが、歯止めがかかった。「佐々岡なら優勝できる」という声まで上がっている。

 球団史上初のリーグ4連覇に失敗した昨季でも、広島は巨人に5年連続勝ち越し。佐々岡新監督も早々と高らかに、6年連続勝ち越しを公言している。巨人のリーグ連覇は当然のこと、8年ぶりの日本一の成否ばかりに目がいっていると、落とし穴が待っている。

 事実上、12球団一の“補強”をした新生・佐々岡カープがV奪回のサプライズ万馬券あり。まずは2・1キャンプインから注目というワケだ。(江尻良文)

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