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【清水満 SPORTS BAR】女子マラソン・松田瑞生選手の「追い込み」にアッパレ! 自らの“極限”に挑む喜び (1/2ページ)

 物事って“そこまでやらなきゃ成就しない”のかもしれない。26日開催された大阪国際女子マラソンで優勝した松田瑞生。レース後に発した言葉がすごかった。

 「このレースで無理だったら、(マラソンを)やめてもいいと思うくらい練習してきた」

 聞けば、米国の高地トレーニングで「陸上人生で1番走り込んだ」といい、毎日腹筋を2000回…。ダイハツの山中美和子監督は「血管が浮き出るようなすっきりした体に仕上がった」と自らを追い込んだ。

 そして昨年9月の五輪選考会MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で4位に沈んだ屈辱を見事にはね返し、東京五輪“残り1枠”の代表入りに前進した。

 あっぱれである。

 よく「練習は嘘をつかない」という言葉を耳にする。どのジャンルのスポーツでもトップで活躍する選手の練習量は豊富であるが、ただ漠然と量をこなしても結果は得られない。“明確な目的意識”が必要だ。そこに向けて何をすべきか。そこに自らの限界と戦う姿がある気がした。

 以前“世界の本塁打王”ソフトバンクホークスの王貞治球団会長にインタビューした中で記憶に残っている言葉がある。

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