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豪栄道が引退へ 大関在位33場所、陥落決定で現役に区切り

 大相撲の大関豪栄道(33)=境川部屋=が27日、引退の意向を固めた。

 かど番だった初場所は、12日に負け越し大関陥落が決定。千秋楽は西7枚目の阿武咲に下手投げで豪快に投げ飛ばされ、10敗目を喫した。

 土俵下の審判長で見守っていた師匠の境川親方(元小結両国)は「俺の目の前で、気持ちよく投げられとったね。あいつがあんな柔道の一本みたいに投げられたの初めて見ました」と苦笑い。進退については「こればかりは、どうなることやら」と話すにとどめていたが、出身地の大阪で行われる春場所を前に大きな決断を下した。

 大関在位33場所は史上10位。しかし、2014年秋場所で全勝優勝が1度あるものの、それを含めても2桁勝利はたった7回だけ。皆勤負け越し6度で、今場所が9度目のカド番だった。来場所で10勝すれば大関に復帰できるが、難しいと判断したようだ。

 今後は親方として後進を指導する見込み。近年は関脇に落ちても土俵に上がり続ける例が多いが、大関のまま引退するのは11年名古屋場所の魁皇以来となる。

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