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IOC、東京五輪“新型肺炎”で重大決断!? 感染7000人超、スポーツ界にも深刻影響で… 識者「延期や中止もあり得る」 (1/3ページ)

 中国湖北省武漢市で発生した、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が、半年後に迫った東京五輪・パラリンピックを直撃しそうだ。「パンデミック(感染爆発)」寸前といえる現状を受け、国際オリンピック委員会(IOC)が、世界保健機関(WHO)と協議しているというのだ。中国メディアによると、中国本土での死者は170人で、感染者は7000人を超えた。世界各国で感染が確認されており、武漢から29日にチャーター機で帰国した日本人3人にも感染が確認された。スポーツ界にも影響が出てきており、日本オリンピック委員会(JOC)も情報収集を進めている。「感染症対策」を重視するIOCが、重大決断を下す可能性があるのか。

 IOCとWHOの協議は、ドイツのDPA通信が29日、報じた。感染症対策が、東京五輪・パラリンピックの重要な要素というもので、ロシアのタス通信も同日、「IOCが安全な大会開催を懸念している」と伝えた。

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の広報担当者は30日朝、「事実関係は分からないが、私たちはあくまで安心・安全な大会の実現に向け、すべての感染症に対して監視などで国などと連携し、必要な対策を講じていく」と、夕刊フジの取材に語った。

 トーマス・バッハ会長率いるIOCは五輪開催について絶対的権限を持っている。昨年10月にも、東京の夏の猛暑を問題視して、「選手の健康を守る」との理由で、東京五輪のマラソンと競歩の会場を「札幌市に移すことに決めた」と一方的に通告してきた。東京都や大会組織委員会は、ただ従うしかなかった。

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