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釜石で“1年遅れ”のラグビーW杯を! 台風19号で中止の「ナミビアvsカナダ」実現へ計画中 (1/2ページ)

 岩手県釜石市にラグビーW杯が帰ってくる。2019年W杯日本大会の全国12会場の1つ、釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで昨年10月13日に行われる予定だったプールB予選、ナミビア対カナダは台風19号の影響で中止となったが、幻となった一戦を今年の同日に試合を行う計画が進められている。1年遅れのW杯カードに釜石市民は大歓迎、スタジアムを埋め尽くして応援する構えだ。(スポーツジャーナリスト・柏 英樹)

 釜石鵜住居復興スタジアムは2011年の東日本大震災の津波の被害を受けた鵜住居小学校と釜石東中学校の跡地に作られたスタジアムで、スポーツを通じての復興まちづくりを掲げている。ラグビーW杯の試合の誘致を目指し約39億円の建設費を投じて1万6187人収容のスタジアムを作って開催地に決まったのだ。

 かつて日本選手権7連覇を果たした“北の鉄人”新日鉄釜石を生んだラグビーの町。収容人員の関係で日本戦や強豪国の試合は呼べなかったが、フィジー対ウルグアイ、ナミビア対カナダの2試合が決まり市民は大喜びした。

 9月25日、プールDのフィジー戦はほぼ満員の1万4025人の観客が集まり、格下のウルグアイがフィジーを破る番狂わせ。W杯の面白さを見せつけた。

 しかし、ナミビア対カナダは台風19号による交通の乱れ、土砂災害などの恐れがあり中止。たった2試合開催の1試合がなくなり、しかも、チケットは完売していただけに市民の落胆は大きかった。

 このプールBはニュージーランド、南アフリカ、イタリアの強豪国が集まり、ナミビア、カナダともそれまで白星がなかっただけに1勝をかけて戦いたかったろう。

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