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日中韓スポーツ界に新型肺炎の影響拡大

 新型コロナウイルスによる肺炎の影響が、東アジアのスポーツ界にじわじわと拡大中だ。

 中国初の冬季五輪となる2022年北京大会までちょうど残り2年となった4日、開閉会式の会場では式典が予定されていたがキャンセルに。北京北部の延慶区で実施予定だったアルペンスキーのワールドカップ、河北省張家口でのバイアスロン大会も中止された。

 日本オリンピック委員会(JOC)は、競技団体と合同で今月下旬に予定していた北京への現地事前調査を取りやめた。

 羽生結弦、紀平梨花らが出場する6日開幕のフィギュアスケート四大陸選手権も厳戒態勢に。公式練習が始まったこの日、ソウルの会場では主催者が観客や報道陣に中国・湖北省への最近の渡航歴を尋ねるチェックシートを配布。観客は体温検査で37・5度を超えると入場できず、マスクの着用も義務化された。

 アジア・サッカー連盟(AFC)もこの日、クアラルンプールで緊急会合。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区1次リーグの中国勢の第1-3戦の延期を決めた。

 これに伴い、日本から出場の横浜、神戸、FC東京が3月上旬に予定していた中国勢との対戦は、3戦とも5月下旬に変更。各クラブとも根回しなく「日付だけを突きつけられた」といい、対応に追われている。