記事詳細

巨人、課題の先発不足…埋まらない「山口俊の貯金11」 1軍組がファーム組に14被安打炎上! 宮本コーチは失望感「屈辱的ですよ」 (1/2ページ)

 リーグ連覇、そして8年ぶりの日本一奪還を目指す巨人にとって今季、山口俊投手(32)=米大リーグ・ブルージェイズ=が昨季つくった貯金「11」(15勝4敗)の穴をいかに埋めるかは一大テーマだ。今春の宮崎キャンプで、原辰徳監督(61)は1人でチームを勝たせられる「圧倒的な個人の力」を探し求めるが、1軍組とファーム組が対戦した4日の紅白戦では、期待を背負って登板した1軍組が打ち込まれて7失点の大敗。“ポスト山口”は実は身近な場所にいたなどという、童話『青い鳥』のような淡い希望は打ち砕かれた。(片岡将)

 「屈辱的ですよ。1軍に呼ばれてキャンプに来て、14(被)安打でしょう。今回は投手が配球を組み立てるという取り決めだったけど、もう少し頭を使って投げないと」。宮本和知投手チーフコーチ(55)は失望感をあらわにした。

 1軍組で登板した若手から中堅の7投手は、いずれも那覇での1軍2次キャンプ帯同の当落線上にいる。宮本コーチは「何が何でもアピールするんだという、向こう(ファーム組)の圧に負けてしまった。アピールしないといけないのは同じなのに。あいつらの“シーサー切符”の半分はなくなったな」と独特の言い回しで、沖縄行きに黄信号をともした。

 先発は大卒新人の昨季5勝の高橋優。先頭打者に二塁打を浴びるも無失点で切り抜けた。2番手は高卒2年目ながらチーム屈指の球速を誇る戸郷で、こちらも先頭打者への安打にとどめた。ここまでは許容範囲として、問題は3番手以降だ。

 ドラフト2位で4年目の畠は4安打2四球、3失点と炎上。「すべてがかみ合わなかった。思った通りに投げられなかった」と肩を落とした。同1位で3年目の鍬原もいきなり連打を浴び、バント失敗と盗塁死と相手の拙攻に救われた。年次的に主力への成長が求められる立場の、大卒上位指名組が伸び悩み。最後に登板し2安打1死球で1失点の高卒4年目、高田も1年前にファーム成長株の筆頭として浴びていた脚光は見る影もない。

関連ニュース