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【プロキャディーXのつぶやき】シーズン終盤の新規大会がコース未定とは… 前途多難な男子ツアー

 マスクを求めて車を走らせたものの、どこの薬局も売れ切ればかりだった。世界中を震撼(しんかん)させている新型コロナウイルスのおかげで、マスク無しでは人混みの中を歩けない。マスクを買い占めできた友人も知人もいないからわけてもらえる見込みもない。開き直って自宅引きこもり生活を送っている次第。暇にかまけてネットばかりを見ていたら、ビッグニュースが届いた。

 去年から日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアーに新規参入した 「シンハンドンへ・オープン」が、今年は日本で開催されるというんだ。韓国の「新韓(しんはん)フィナンシャルグループ」が大会主催し、韓国プロゴルフ協会(KPGA)とアジアンツアー、JGTOの3ツアー共同主管で昨年は韓国で行われた(J・クルーガー優勝)。海外遠征する渡航費用はなかったし、選手からの帯同要請の声も掛からなかったことで俺は出掛けなかったが、今年は9月10日からの4日間、奈良県のKOMAカントリークラブで開かれるのは本当にありがたい。

 同クラブは大槻智春がツアー初優勝を去年5月に飾った関西オープンの舞台だから、コースのことは俺なりに調べ上げてはある。開催時期が9月だけに風向きとラフをしっかりチェックする必要があるくらいだ。仕事場が増えるのは本当に助かる。

 「そういえば…」とツアー日程発表時点で開催コースが未定だったトーナメントを再チェックした。今年10月下旬開催予定の新規大会「THE TOP」は、いまだ会場が決まっていなかった。打合せ不足で押し詰まった時期の決定となったら、開催コースのグリーンキーパーやコース管理スタッフはアタフタするだろう。選手や帯同キャディー、大会関係者らの宿泊ホテル予約も何かと大変だし、大会開催コース告知が遅れれば遅れるほど、ギャラリー誘致が手薄になってしまうばかりだ。

 「(開催コース)理事会で6月開催を承認し、準備に取り掛かっていたものの、日程発表で10月下旬開催を通達された感じ。すでにコース年間スケジュールが決まっていたので10月への日程変更は無理な状況」と開催予定だったコースの先輩プロも嘆いていた。それでも開催のゴリ押し状況を作り出したのは、一体誰なのか。男子ツアーは相変わらず前途多難だ。

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