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村上茉愛、合宿は順調! 不安は腰痛よりコロナウイルス

 体操の日本女子のエース、村上茉愛(23)=日体クラブ=が順調に全日本合宿をこなしている。心配事は昨年5月に苦しんだ腰痛よりも新型コロナウイルスだ。

 トレードマークの笑顔が復活。「実は1月にまた腰が痛くなってしまって」と衝撃のコメントが出たが、昨年苦しみ抜いたような深刻な痛みではなかったと、ホッとした表情で明かした。

 もっかの不安は腰の状態よりも、「コロナウイルスにかかったら元も子もない」と新型肺炎に警戒。東京五輪イヤーということもあり、例年以上の自己管理がテーマになる合宿。海外での練習もNGとなっている。

 女子体操の世界では、20歳を越えればベテランの域。日本ナンバー1の過酷な練習が売りでもある日体大を卒業し、今年は社会人2年生になる。

 「東京五輪で第一線を退くつもり」と今年で引退を明言。もちろん“五輪の借りは五輪で返す”意欲は人一倍だ。メダル当確とされた4年前のリオデジャイロ五輪で、女子団体は48年ぶりの4位躍進も表彰台まであと一歩、届かなかった。

 自身最後の五輪で、個人総合と床運動で金メダルというのが村上の公約だ。ただ、女子体操はリオ五輪4冠、昨年の世界選手権でも5冠獲得の絶対女王、バイルス(米国)の1強時代が続く。

 過剰な意識は空回りのもとだ。「見ないようにしているんですけど」と村上は不敵な笑み。ウイルスをはねのけ、バイルスを打ち破りたい。(久保武司)

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