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虎党ショック!? 新型肺炎対策で名物ジェット風船「封印」

 阪神は7日、新型コロナウイルス対策のため、1、2軍キャンプ地での練習試合でジェット風船を使用した応援の自粛を求めると発表した。

 この日、1軍がキャンプを張る沖縄県宜野座村に県側から感染予防に関する通達があり、球団と協議の上で決定した。2月中の他球場でのオープン戦、練習試合についても同様に協力を求める。自粛の解除時期は未定。

 虎ナインは「感染の危険性があるのなら、選手の立場からいえば自粛は助かります。何が起こるか分かりませんから」と不安な表情を浮かべた。

 阪神ではこれまでも、新型インフルエンザが流行した2009年5月下旬にジェット風船自粛を呼びかけたことがある。6月下旬には兵庫県と甲子園球場がある西宮市が安全宣言を出したが、自粛は1カ月ほど続いた。

 球団の営業担当者は「当時の経験も踏まえつつ推移を見守っていたが、国、県から予防対策を講じるよう要請があったと連絡が入り、こちらとしてもリスクを軽減したい」と説明。すでに選手には移動やファンサービス実施時の、マスク着用を義務付けている。

 神奈川県からキャンプ地を訪れた20代男性は、「横浜スタジアムや甲子園でも、ジェット風船の応援は見ていてきれいだけに残念」。関西在住の50代男性は「今の状況を考えたら仕方がない。また、やれる時期がきたらいい」と理解を示した。

 沖縄・北谷でキャンプ中の中日もこの日、公式サイトでジェット風船の自粛要請を発表。来月20日の開幕までに肺炎パニックは収束するか。(山戸英州)

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