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白鵬と炎鵬、初対決なるか 第44回日本大相撲トーナメント

 第44回日本大相撲トーナメントが9日、両国国技館で開催される。注目は横綱白鵬(34)と炎鵬(25)による、本場所では見られない宮城野の同部屋対決だ。

 ともに2回戦から出場。白鵬、炎鵬ともにひとつ勝てば、3回戦で夢の初対決が実現する。

 初場所では、白鵬が右かかとの傷口に細菌が入り炎症を起こしたとして4日目から休場。代わって体重99キロの炎鵬が大関豪栄道、関脇朝乃山、遠藤らを次々撃破して連日、土俵を沸かせた。

 番狂わせは起こるのか。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「横綱がだいぶきつい稽古をつけて、炎鵬はヒーヒー泣きながら食らいついていた。土俵際まではいくけど、そこで残されていたから、まだまだ横綱にはかなわないでしょう」と解説。休場明けでも白鵬に分があるとみる。

 宮城野親方によれば、炎鵬は2日目の正代との一番で首を負傷していたとのこと。「立ち合いで思いっ切り当たることができなかった。もっと首を鍛えないと」と注文をつけるが、手負いでも自己最高位の西前頭5枚目で勝ち越し(8勝)は、大きな自信になったはずだ。

 炎鵬が兄弟子からアッと驚く“初金星”を挙げ、大会を盛り上げられるか。(塚沢健太郎)