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【江尻良文の快説・怪説】巨人・阿部慎之助2軍監督、新たな歴史の1ページ作れるか? (1/2ページ)

 巨人・阿部慎之助新2軍監督のマスコミへの露出度が際立っている。リーグ連覇、8年ぶりの日本一奪回を目指す原辰徳監督をしのぐ人気ぶりだ。その阿部新2軍監督は巨人軍監督史上、新たな歴史の1ページを作るかも注目されている。

 キャンプたけなわの中、広島・佐々岡真司、ヤクルト・高津臣吾、楽天・三木肇の新監督トリオは特に初仕事だけに懸命だろう。その内、投手コーチから就任した広島・佐々岡新監督以外の2人は2軍監督からの昇格人事だ。

 が、これまで巨人軍は2軍監督から1軍監督という路線は敷かれていない。「2軍監督で勉強して1軍監督になるのが理想的だが、オレの場合は川上さんの後をやるのが既定路線になっていたので、そんな時間的な余裕もなかったからね」。

 長嶋茂雄監督がこう胸中を明かせば、王貞治監督も異口同音に2軍監督の重要性を語っていたものだ。

 「トロイカ内閣で3年間、助監督をやったといっても何の勉強にもならなかったよ。この場面で藤田監督と牧野ヘッドコーチはどんな采配を振るうのかと、想像しながら見ているだけだからね。2軍監督なら1軍監督のように失敗してもたたかれることはないし、思い切ってさい配を振って勉強になるけど、助監督では‥」

 永遠のスーパースターコンビONがこう今でも悔やむのだ。そんな帝王学をマスターするのにベストなポジション・2軍監督として、スパルタ教育路線で脚光を浴びている阿部新監督。数年後のポスト原の1軍監督も既定路線視されているのだ。

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