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炎鵬の“恩返し”! 白鵬を豪快に転がす「気持ちよく投げられました」

 第44回日本大相撲トーナメント(9日・両国国技館)の3回戦で西前頭5枚目の炎鵬(25)が横綱白鵬(34)を破り“初金星”を挙げた。

 ともに初戦の2回戦に勝ち、本場所では優勝決定戦以外ではない、宮城野部屋同士の夢の対決が実現。炎鵬は初場所で大関豪栄道、関脇朝乃山、遠藤を次々と撃破したが、本場所ではないトーナメントとはいえ、みずからをスカウトした白鵬に“恩返し”した。

 炎鵬は立ち合いでぶつからず距離をとったが、白鵬に右手で顔を押さえつけられ、中に入られないように応戦された。しかし、振りほどいて中に入ると、白鵬の左足を取りながら、右から下手投げで豪快に転がした。

 次の4回戦で阿武咲に敗れた炎鵬は「(白鵬戦で)力尽きました。初めて対戦できてうれしかった。オーラがすごかった。思ったとおりの相撲がとれた。次は本場所で対戦できれば」と笑顔。

 白鵬は「気持ちよく投げられました。私も炎鵬も一生忘れられない。思い出の一番になった」と感慨深げだった。

 初場所優勝の徳勝龍は、勢、宝富士に勝ったが、優勝した関脇高安(29)に3回戦で敗退。遠藤は10日に右肘手術を受けるため休場した。(塚沢健太郎)

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