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影浦心“154連勝王者”から大金星! 柔道GS100キロ超級 リネール「負けたのが日本選手で良かった」

 柔道の東京五輪代表選考会の一つ、グランドスラム(GS)パリ大会最終日は9日、男女計7階級が行われ、男子100キロ超級で影浦心(24)=日本中央競馬会=が3回戦で五輪2連覇中のテディ・リネール(30)=フランス=を破る金星を挙げた。延長戦で技ありを奪って優勢勝ち。影浦は決勝で、2012年ロンドン五輪銅メダルのフロル(オランダ)に小内刈りで一本負けを喫して準優勝だった。

 リネールの国際大会での敗戦は10年9月の世界選手権無差別級決勝で上川大樹に旗判定で屈して以来。国際柔道連盟(IJF)によると、連勝は154で止まった。

 「テディ」コールが響き渡る完全アウェーの地で、ゴールデンスコア方式の延長40秒で影浦はリネールの内股に反応。右脚を透かし、体を浴びせて横倒しにして、右拳を握った。179センチ、120キロと最重量級の中では小柄。20センチ以上も身長が高く、けんか四つのリネールに一泡吹かせた。

 東京五輪代表争いでは、原沢久喜(百五銀行)に引き離されているが、大きなアピールで、大逆転での代表入りへ執念を燃やす。

 リネールは、笑顔を見せながら「負けたのが日本選手で良かった。こんなこともあるさ。肩の荷が下りた。照準は東京五輪の金メダル」とした。

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