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高津監督・池山2軍監督、野村克也さんにヤクルト再興誓う 弔問で黄金時代の教え子が集結

 虚血性心不全のため、11日に84歳で急逝した野村克也さん。一夜明けた12日、東京・世田谷の自宅には1990年代のヤクルト黄金時代の教え子が集結した。

 ヤクルト・高津臣吾監督(51)は沖縄でのキャンプを午前中で切り上げ帰京。この日の韓国・サムスンとの練習試合が初陣の予定だったが、「こっちに来て顔を見る方が大事だと思った」と弔問を優先した。

 訃報を受けた前日11日の取材対応中には涙があふれたが、「散々、泣いたから。しっかり顔を見てお別れできました」と晴れやかな表情。「必ず見てくれていると思う。恥ずかしくない戦いをしないといけない。野村監督の素晴らしい野球を継承して、ヤクルトの伝統を守りつつ頑張っていきたい」と誓った。

 2軍キャンプ地の宮崎からは、池山隆寛2軍監督(54)と土橋勝征2軍内野守備走塁コーチ(51)が駆けつけた。池山2軍監督は「お顔を見て、亡くなった実感が生まれた」と絶句。ノムさんが楽天監督時代に、コーチとして呼んだのは池山2軍監督だけだ。「選手で9年、コーチで4年。野村さんの野球人生で一緒にやれたのは、すごく幸せ。(今季から)ヤクルトに戻ってこられたので、その姿を見せられないのが残念」と涙が止まらなかった。

 前夜の楽天・石井一久GM(46)、取材先の宮崎から駆けつけた古田敦也氏(54)に引き続き、この日も日本代表の稲葉篤紀監督(47)、宮本慎也氏(49)ら野村チルドレンが恩師との永遠の別れを惜しんだ。今にも起き上がってボヤき始めそうな野村さんとの対面を終え、飯田哲也氏(51)は「怒られそうな感じだった」としみじみ語った。(塚沢健太郎)

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