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エンゼルス・大谷翔平「二刀流」の行方は… 慎重路線の球団とマドン監督の構想には温度差? 「今年1年もまだリハビリだと思っているが、その中で結果を」 (3/3ページ)

 ルースは1918年8月には8試合に先発し、7勝を挙げるとともに、先発の日も打席に立ち、投げない日は左翼手で出場。計24試合に出たこともある。この二刀流は異常というほかないが、マドン監督の構想を聞く限り、希望は限りなくこのべーブ・ルースの二刀流に近いともいえる。

 米メディアの大谷の二刀流に寄せる期待も膨らむ一方だ。

 MLB公式サイトは、 「OPS(出塁率と長打率の合計)が・883、防御率3・31。投手、打者のどちらでもオールスターに選ばれる選手だ。ただ、約1世紀前のベーブ・ルース以来の本物の二刀流選手になれるかどうかはいまだに定かでない。2019年は打者に専念したが、今年こそ、歴史作りの挑戦を再開させる」。

 大谷はエンゼルス在籍2年で、打者としては打率・286、40本塁打、123打点を記録。一方、投手としては2018年シーズンに4勝2敗。

 「1年目はちょっと投げたが、僕の中では投げてないのに等しい。ローテションで回れるようにやりたい」と大谷。

 野球分析サイト「ファングラフス」は、今季の大谷の打者としての成績を、555打席で打率・280、29本塁打、89打点という高い水準の予想。投手としても110イニングを投げて8勝5敗。防御率3・74とした。20試合近くは登板可能と見ているようだ。

 大谷の二刀流は今季もまだ手探りというのが本当のところだが、今季はより完成に近い姿を見せてもらいたいものである。

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