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【田代学 ダッグアウトの裏側】レッドソックスが“チームの顔”ベッツを放出 高まる「フランチャイズ・プレーヤー」の希少価値 (1/2ページ)

 プロスポーツの世界では、入団から引退まで同一球団に所属した選手を「フランチャイズ・プレーヤー」と呼ぶ。先月、米野球殿堂入りしたヤンキースのデレク・ジーター氏が代表例。移籍が多い近年の米大リーグでは、まれな存在だ。

 その数少ない候補の1人だったレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手(27)が10日(日本時間11日)、ドジャースにトレードされた。当初はツインズとの三角トレードと報じられたが、両球団の交渉でまとまった。

 ベッツが名実ともに「チームの顔」になったのは2018年だった。首位打者を獲得して、ア・リーグのMVPやゴールドグラブ賞も受賞。5年ぶり世界一の原動力になった。今年1月には、年俸調停の権利を持つ選手の単年契約では最高額となる2700万ドル(約30億円)でサインしたばかりだった。

 ベッツ放出の要因になったのが贅沢税だ。レ軍は昨年も約1200万ドル(約14億円)を支払っており、オーナーらは今季のチーム総年俸を贅沢税の対象とならない2億800万ドル(約230億円)以内に抑えると明言。ベッツは今季終了後にフリーエージェントになることもあり、トレードの噂が絶えなかった。

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