記事詳細

【勝者のワザ】冴えわたったショートゲーム AT&Tペブルビーチ・プロアマ優勝、ニック・テイラー (1/2ページ)

 初日から首位に立って最終日を迎えたニック・テイラーが、リードを守り切って完全優勝を果たした。カナダの31歳に6年ぶりのツアー2勝目をもたらしたのは、ショートゲームだった。

 最終日の6番パー5では、グリーン右サイドのバンカーからの第3打をカップインさせるイーグルで2位以下を突き放した。後半の15番パー4では、第2打をグリーン右手前のラフにはずした。前ホールでダブルボギーを叩いたダメージが残っていたかと思われたが、第3打をチップインさせるバーディーでピンチをしのいだ。

 バンカーとラフ。状況は異なるが、テイラーは、この2度のショットをほとんど同じ打ち方でカップインさせた。6番バンカーのアゴは、それほど高くなく、しかもピンはアゴから距離があった。ラフからのアプローチショットもランを使える状況だった。低い打ち出しでグリーンに乗せ、あとは転がって寄っていくピッチ&ランを選択した。

 いわゆる足を使える状況でのショットでは、基本がある。それは、左手をややウイークグリップ(パームグリップ)にして握り、ハンドアップ気味に構えることだ。この構えだと、コッキングは使えない。アドレスでの両腕と肩でできる三角形を崩さずに胸のターンでテークバックし、そのままクラブヘッドをアドレス位置に戻してインパクト。フォロースルーは、意識してとるのではなく、ボールを打ち抜いたら終わりでいい。

関連ニュース